坂口塗装

【完全ガイド】ワイピング塗装とウレタン仕上げの表面仕上げについて

お問い合わせはこちら

【完全ガイド】ワイピング塗装とウレタン仕上げの表面仕上げについて

【完全ガイド】ワイピング塗装とウレタン仕上げの表面仕上げについて

2024/01/17

ワイピング塗装とウレタン仕上げは、自動車や家具などの表面仕上げに広く採用されています。しかしながら、その正しい使い方を知らなかったり、正しい手順を踏まなかったりすると、望ましくない結果につながることがあります。今回は、ワイピング塗装とウレタン仕上げについて、完全ガイドとして解説していきます。正しい知識を身につけ、きれいで美しい仕上がりを手に入れましょう。

目次

    ワイピング塗装とは?

    ワイピング塗装とは、木製家具などの塗装方法のひとつです。通常の塗装方法では、塗料を筆やローラーで塗り直しますが、ワイピング塗装は、塗料を柔らかい布で拭き取り、表面を滑らかに仕上げることを目的としています。 樹脂の浸透性が高いため、木製家具に使用する塗料としては、イタリア製の切りを使わないオイルが一般的に使用されます。この塗料は、塗りすぎないことが重要で、布を押して、ぎりぎりまで拭き取ります。 ワイピング塗装は、木目や木材の質感を活かすことができるため、天然素材にこだわる人気の高い家具塗装方法です。しかし、職人技が必要であるため、一般的な塗装業者では扱っていない場合があるので、家具製作メーカーなどに依頼することが多いです。 最近では、自分でワイピング塗装をする方法を模索する方も増えています。素材や工具選びにこだわり、手作業で仕上げることで、愛着のある家具をつくることができます。しかし、素材や塗料の取り扱いには注意が必要なため、DIY初心者は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

    ウレタン仕上げの特徴とメリット

    ウレタン仕上げは、家具塗装業界において一般的な仕上げ方法の一つです。その特徴は、高い耐久性や艶やかな光沢感があります。さらに、水や汚れに強いため、日常のお手入れがしやすく、長期間美しい状態を保つことができます。また、ウレタン塗料の乾燥速度が速いため、短い期間で塗装作業が完了することができます。 ウレタン仕上げのメリットは、このように耐久性や光沢感、お手入れのしやすさ、塗装作業のスピードが挙げられます。加えて、塗装面の美しい仕上がりにも優れています。ただし、一方でウレタン塗料は塗装する材料や下塗りの状態、気温などによって、塗りムラやムラのない塗装ができない場合もあります。そのため、プロの技術が必要不可欠とされています。 家具塗装業界では、お客様が求めるオリジナリティやデザイン性に応えるために、ウレタン仕上げにカラーやパールの加工を施したり、表面にテクスチャーを加えることも行われます。そのため、家具の種類や用途によって、さまざまなカスタイマイズが可能となっています。 ウレタン仕上げは、高品質な家具塗装に欠かせない技術の一つです。塗料や技術の進化により、今後も家具塗装において重要な地位を占め続けることが予想されます。

    ワイピング塗装による表面仕上げの手順

    家具塗装業で使用される表面仕上げには、ワイピング塗装があります。ワイピング塗装は、塗料を軽く含ませた布で表面を拭くことで、均等に仕上げる方法です。この仕上げの手順は以下の通りです。まず、塗料を準備して指示通りに混ぜます。次に、専用のワイピング布を用意し、塗料を軽く含ませます。布に余分な塗料が残らないように注意しましょう。そして、家具の表面に布を置き、軽く拭いていきます。布の圧力や拭き方によって、塗布量が異なりますので、均等に仕上げるためには時間をかけて何度か拭く必要があります。最後に、表面にムラがないか、手あかや汚れがないか確認して、完了です。ワイピング塗装は、均一で滑らかな仕上がりが得られるため、人気があります。ただし、拭く布や方法によって仕上がりが異なるので、専門知識と技術が必要です。

    ウレタン仕上げによる表面仕上げの手順

    ウレタン仕上げは、優れた耐久性や高い光沢などの特性を持っていることから、家具塗装業においては一般的な表面仕上げ方法の一つとされています。 ウレタン仕上げによる表面仕上げの手順は、以下のようになっています。 まず、家具の表面を磨き、余分な塗料や傷を取り除きます。次に下塗りを施し、乾燥させます。下塗りは、木材に浸透し、表面に光沢と耐久性を与えます。その後、中塗りを施し、また乾燥させます。中塗りは、下塗りよりも厚い塗料を使用します。最後に上塗りを施すことで、優れた仕上がりを実現します。 ウレタン塗料は、硬化に時間がかかるため、時間をたっぷりと確保して施工します。また、大気中に含まれる水分が硬化を妨げるため、湿気の少ない日を選びます。 以上のように、ウレタン仕上げによる表面仕上げは、複数の工程を経て施工されます。しかし、その結果として得られる高い耐久性や美しい光沢は、家具を長期にわたって美しく保つために必要なものです。

    表面仕上げの注意点とトラブルへの対処法

    家具塗装業において、表面仕上げは製品の美しさと品質の基本と言えます。製品が完成する前に表面仕上げを行い、外観に瑕疵があれば、工程をやり直す必要があります。このため、表面仕上げには十分な注意が必要です。 まず、表面仕上げに取りかかる前には、塗料や塗る対象物について、プロフェッショナルな知識と技術が必要になります。塗料の性質や対象物の素材によって、塗り方、塗る量、乾燥時間、塗装の粘度、上塗り時の研磨方法などが異なります。業務に携わっている職人の目利き力が試されると言えるでしょう。 また、トラブルが生じた場合には速やかに対処することが重要です。トラブルの原因は様々ですが、塗料の不良や塗り方の間違い、外気温度や湿度の影響などが考えられます。一度トラブルが発生すると、修復に大幅な時間と費用がかかってしまいます。そのため、塗装業としては、事前にトラブル発生時の対処法について、業務手順や修復方法を整備しておくことが大切です。 表面仕上げには専門知識と技術が必要であり、仕上げがキメ細かく美しく仕上がることで、製品の価値が高まります。また、トラブル時には迅速な対処が必要です。このような観点から、職人の技量と、業務手順の整備によるサポートが必要となります。

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。